2020/06/04
仕事をしていると様々な問題にぶち当たります。
そうなると、最初に問題の解決策を探ろうとなるのが心情ですが、まずは問題の本質の理解することが大切です。
そして、意思決定する必要があるかどうかを判断します。
今、その問題への意思決定をする必要があるかどうかを判断します。
その上で、意思決定する問題が一般的な問題か、特殊な問題か分類します。
大部分は一般的な問題であり、制度、ルール、原則を決めると意思決定をすれば解決します。そうなれば、それ以降は度意思決定をする必要がありません。
問題解決に向けて努力しても問題が解決しない場合は、努力の方向が間違っていることが多いものです。
問題の本質を捉え間違えている可能性が高いので見直すことが必要です。
意思決定にあたっては、周囲の賛同を得ることが重要です。
特に実践してもらう人の賛同は不可欠となります。
そして、複数の解決案を作成します。
これには、実践してもらう人にも加わってもらう方がよいでしょう。
よい意思決定をするには、反対意見を奨励することが必要です。
なぜなら、色々な視点から見て検証できるからです。
変な意見が出てきても否定してはいけません。
二度と意見が出てこなくなってしまいます。
複数の解決案の中から、以下を考慮し、最善の解決策を選択します。
・リスクを考える。(大きい、小さい、…)
・経済性(最小の努力で最大の効果)
・タイミングを考える(すぐに、徐々に、しばらくしてから)
・人的制約(誰が実施するか、人がいるか、いないなら外に頼るか、
育成するか)
最後に、意思決定の成果を検証します。
これは、期限を決めて、意思決定の成果を検証することが大切です。
成功したときは、
・なぜ成功したか
・もっとより成功する方法はなかったか
失敗したとき、
・意思決定の結果、実施していることを廃棄する
意思決定は、責任者ばかりでなく、いち担当者であっても必要となる場面に遭遇します。
業務を円滑に進めるためのご参考になれば幸いです。