世の中はせまいなあ…　そう感じたことありますよね？
自分の友達が仕事仲間と知り合いだった、なんてよくある話です。
今、転職を考えているあなたも、「世の中はせまい」ことを忘れずに行動してくださいね。
転職した会社が前職の会社の取引先ということも、これまたよくある話です。
転職した会社の上司や同僚が前職の会社の人と交流があることも十分考えられます。
円満退社してその後も良好な人間関係が保てるように、気を配ることが大事です。

円満退社するための転職を決めてから退職するまでの過ごしかた

転職活動中に気をつけたいこと

HEBOは４回ほど転職を経験していますが、転職先にの会社から内定をいただいてから入社するまで
１ヶ月から２ヶ月ほどの期間がありました。
その転職活動をしている事は可能な限り誰にも言わない
その間は、勤務先の会社の人たちには転職活動していることをを知られないように努めました。
それは、転職活動がうまくいかずに会社に残ることになったら、その会社で働き続けることが難しくなるからです。
仲のよい同僚にも転職活動の話は一切しませんでした。それは、噂が広まることを恐れたからです。
口がかたいと言われている人だって、お酒の席などでちょっと気が緩んだときに
「ここだけの話なんだけど…」といって、だれかの秘密を話出すことがありますよね。
人間だから、つい気が緩むことだってありますが、裏切られた人はたまったものではない…
仲のよい人といつまでも良好な人間関係を続けたいのであれば
仲のよい人とは秘密の話を持たないほうがよいです。

なので、転職が決まるまでは誰にも転職活動を知られないように努め、
転職が決まったらできる限り早く伝える。
これしかないのかなと思います。

転職が決まってから気をつけること

転職先が決まったら、できる限りはやく転職することを伝えたほうがよいです。
この、転職することを会社に早く伝えることが
転職が決まってから｣気をつけることになります。
それは、転職を伝える順番と時期をを間違えると
円満退社とはいかなくなり、これまで築いてきた人間関係が
もろくも崩れ落ちることにもなりかねないからです。

最初に転職することを伝えるべき相手は直属の上司です。
転職を決めたら、速やかにお伝えしましょう。
先に直属の上司以外の人に報告してしまい、その人から、または他の人を経由して
直属の上司の耳に入ってしまった場合、直属の上司は部下の管理ができない人と見られてしまうなど
いろいろと迷惑をかけてしまいます。これまでお世話になった直属の上司に対し
恩をあだで返してはいけません。

直属の上司の次に転職を報告すべき人は、その会社で特にお世話になった人たちです。
具体的には、これまでお世話になった歴代の上司や先輩です。
この人たちに対しては、お会いする時間をいただいて、
自分自身の口から直接伝えることが礼儀だと思います。
お会いしていただけたら、転職することを話すとともに、
感謝の気持ちもきちんと伝えることが大事です。

直属の上司、特にお世話になった人の次に伝える順番としては、
仲のよい人→同じ組織内の人たち
がよいと思います。
仲のよい人に向けては真っ先に伝えたいと思いますが、
そこはおさえて、食事でもしながらがよいと思います。

上記の人たちに伝えたら、最後に、その人たちも含めて
これまで仕事でかかわった人たち全員にメールで挨拶します。
メールを送付するタイミングとしては、HEBOは退職日にしました。
このタイミングとした理由は、HEBOに対し、
直接会って何か言いたい人がいるかもしれないと思ったからです。
実際に、「ずっとお借りしていたCDをお返しにきました！」と
かけつけてきた人がいたので、退職当日でなくてよかった、と思ったものです。

まとめ

転職活動中に気をつけることも
転職が決まってから気をつけることも
どちらも、現職で築いた人間関係を守るためのもの。
有限で貴重な時間を費やして築き上げてきた「人間関係」という貴重な財産を
配慮が足りなかったばかりに失ってしまう、なんて悲しいことにならないよう
感謝の気持もこめてしっかり行っていきましょう。
「うしろ足で砂をける」なんてことにならないように。
「立つ鳥あとをにごさず」でいきましょう。