2020/06/04
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稼ぐブログに育てる 21日目(2017年9月22日)
会計事務所のお給料はどれくらいですか?
現在は会社組織となっている会計事務所が多くなりました。
とはいえ、巷の会計事務所の大半は、税理士1人と「税理士補助」数名で構成
されている事が多いと聞いています。
こういった会計事務所では、入所1年目~3年目あたりの職員は所謂
「丁稚奉公」
的な待遇となるケースが多いものです。
その位の経験では、クライアントに対し、高度な知識が要求される税務申告、
税務面でのコンサルなどできるわけがないという考えから、1人前になるまで
はベテラン職員の補助的作業を担当するのですが、クラアントからの顧問料は
当然そのベテラン職員の売上として扱われますので、自分の稼ぎは「ゼロ」で
す。
稼ぎが「ゼロ」なのですから、必然的に給料も「安い!」のです。
どれくらいか、HEBOのケースを取り上げましょう。
・年齢23歳、独身 のとき(公認会計士事務所在籍時)
月給:12万円(手取りではないです^^;)
賞与:夏・冬ともに1ヶ月
(年収168万円)
それから1年経つ毎に、月給を1万円上げていただきました。
その当時思ったことは
「このままいったら 30歳で月給20万円かよ・・・」
30歳まで丁稚奉公をしているはずがないので、この計算は成り立たないとは
思いますが、私はもう結婚もマイホームを持つ事もできないのではないか!?
という失望感にかられたものです。(笑)
その後、「お茶組みだけの人生なんてイヤだ(笑)」という理由で転職した税理士事務所では、驚く程の待遇を受けました。
というのは、初心者同然のHEBOに、クライアントを15件も任せてくれたのです。
HEBOにとっては重荷でしかありませんでしたが、前任者のアドバイスを聞きなが
ら、なんとかこなしていきました。
こうなると、クライアントからの顧問料=自分の稼ぎとなります。
稼ぎが増える度に自分の給料も上がっていきました。
・27歳のときには
月給:30万円
賞与:夏・冬ともに2ヶ月
確定申告時の臨時賞与:20万円
(年収:500万円)
実に4年間で332万円の昇給となったわけです。
今考えても、驚くべき昇給率でした。(笑)
この給料は、他の職員と比べると少し高めではありましたが、それほどの差は
なかったと思っています。
このように、会計事務所でいただく給料は、担当するクライアントからの顧問料
の影響を受けます。きちんと正確にこなす事は当然のことで、数をこなす能力も
必要です。
そして、ときには「私がご提供しているサービスにご満足いただましたら顧問料
の値上げをご検討ください。」というセールスも大切です。
これも、クライアントからの絶大な信頼がなければできないことなので、日頃か
らどれだけクラアントのためになるサービスを提供しているかがポイントとなる
ことは言うまでもありません。