2020/06/04
どこの会社でも、仕事ができるひとには仕事が集中して訪れます。
仕事ができるひとは、自分ばかりに仕事が集中する理由が分かっていますので、グチったり腐ったりすることはありません。
でも、仕事ができるひとだって人間です。
作業が長期に及んだときは、疲労が蓄積されますので、持ち前の高いモチーベーションも徐々に下がっていきます。
これは仕方のないことです。
そのようなとき、仕事ができるひとのモチベーションと元気をよみがえらせることができるのが、「できる」マネージャーです。
仕事ができるできる部下がやる気を起こす、最適な一言をかけて労を労うことができることが、「できる」マネージャーにとって必要な能力なのです。
その一言ですが、絶対に「頑張れ!」と言ってはいけません。
仕事ができる部下は総じて優秀であり、責任感も人一倍強いものです。
そのようなタイプのひとに対し「頑張れ!」と言うのは、労うどころか、心も身体も追い詰めてしまうことになってしまうのです。
激励と思った一言が、最悪の事態を招くことだってあるのです。
では、どう労えばよいのでしょうか?
以前、尊敬するわたしの上司がHEBOにかけてくださった言葉があります。
「よくやってくれている!とても頼もしく思っている!このプロジェクトが終わったら家族で一休みしてくれ。」
そう言って、さらにHEBOのプロジェクトメンバ全員に旅行券をメンバひとりひとり手渡してくれました。
“この上司のためにも、もうひとふんばりするぞ!”
そう奮起したことは言うまでもありません。
頑張っている自分を見てくれている。
そう思わせる一言が1番の労いの言葉ではないでしょうか。