2020/06/04
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目次
お金を稼ぐブログに育てる 24日目(2017年9月25日)
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自分の適正な報酬って?
よく「私はこんなに仕事をこなしているのに給料が安い!見合った給料を払ってくれる会社に移りたい!」と耳にします。
では、自分に見合った報酬って どのように計測するのでしょう?
1.同じ会社の同僚の給料を聞いて、自分の視点からその人の仕事と自分の仕事を比較して、自分の給料が「高いか、低いか」測定する。
2.自分の仕事の会社への貢献度から、もらうべき自分の給料(営業の方なら、自分が受注した金額の××%程度など)を測定。
3.求人情報誌等から同業他社社員の報酬情報と自分の給料を比較する。
転職経験の少ない人であれば、上記のいずれかに当てはまると思います。
私自身、上記の3から転職したことがありますが、私の同僚や部下のほとんどは上記1により自分の報酬を判定し、転職していきました。
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まずは職種から、適正な報酬を考えてみよう
我々 経理部門(管理部門)は、営業部門や制作部門のように、会社の売上や売上に結びつく商品制作等、会社の業績に直接結びつく業務を行っているわけではありません。
(会計事務所等の職員は営業部門と見る方が適当だと思いますので、一部当てはまらない部分があります。)
ですから、ほとんどの会社を見ると、経理部門(管理部門)の報酬は営業部門や制作部門より報酬は下がります。
統計を取ってはおりませんが、私が見てきた経理部門責任者の年収はおおよそ1,200万円位です。営業部門では、年収2,000万円クラスがざらにいることを考えると、その差は容易にお分かりいただけるかと思います。
経理部門のトップの報酬が検討つけば、その責任者と自分の業務を比較して今の自分のいただける報酬が測定できると思います。
私は、単純ですが、持たされる責任がひとつ増えるたびに年収が100万円増えると思ってやっています(笑)
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「お金」を理由に転職する人は成功しない
頭のよい皆さんは、既に分かっていらっしゃることですが、報酬を上げるためだけに転職する人で、後に成功したという話を聞いた事はありません。
これは、報酬が上がることで、どういう仕事が待っているか想定していないからに尽きます。
今までと同じ仕事をして報酬が上がるはずがないのですから。(一部例外はありますが)
例えば、年収600万円だった人が、年収800万円を提示してくれた会社に転職したとします。
この人は、おそらく今までこなしてきた資金繰りや決算業務に加え、転職面談時に人事等から聞いた多少の新規業務が加わるものだと思って移っていくと思います。
これが問題なのです。年収を200万円も上げてくれる裏には、多くの課題を解消してほしいという期待があるのです。この課題がくせものです!
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転職先の「課題」としてよく上がるのが「人間関係」。
管理部門というのは作業分担がしやすいので、個人個人に業務が分かれていることが多いものです。それは一人称で行った方が効率がよくなる作業が多いという理由からなのですが、反面、同じ部問なのに、横のつながりがなくなり、人間関係がそこなわれる危険性を持っています。
ようするに、「自分は自分の仕事さえこなしていればいい」「自分だけよければいい」という風潮になってしまいます。
管理部門の責任者になれば、そういう悪しき習慣を改善する義務があるのですが、そう簡単にいくものではありません。まして、在籍期間が長い人達で構成されている部門に、転職したての管理者が入社してきた場合だとなお更です。
こういったケースとは、先代の責任者が定年等で退職したときに後任者が中途採用で入社してきた場合などが当てはまりますが、強靭な精神力と説得力、そして極めて強い信念がないと課題解消には至りません。それこそ報酬200万円程度では見合わない 過酷な試練が待ち受けていると覚悟してください。
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もうひとつの課題「ワンマンオーナー会社」
こういう会社では、世間を震撼させた「ホリエモン事件」にもあったように、
「利益を出せ!」
もしくは、
「税金を支払いたくないから利益を下げろ!」
という違法すれすれの要求を経営陣からつきつけられる事があり得ます。このような会社のトップは「魅力のある報酬を出すかわりに俺のいうことを聞け」とせまってくるのです。
実態より利益を出しているように見せる=粉飾実態より利益を下げる=脱税
どちらも刑事事件となります。絶対に協力してはいけません。
どこかのCMにありましたが「お金は大事だよ~」
確かにそのとおりです
が、お金が人生ではないのですから、仕事をする本当の意味をよく考えてそして自分にとってプラスになる転職をし成功して下さい。