2020/06/04
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会計事務所に就職したわけ
私が初めて職に就いたところが会計事務所でした。
大学時代は、ミュージシャンになると本気で考えていたもので、就職活動など全くしていなかったのです。
卒業してからようやく、自分の音楽的才能では食べていけないと気が付いて、さて、ここから就職するには何かしら資格を持っていないと誰も相手にされないな、とアルバイトニュース等の募集記事から、どんな資格を持っていれば就職に有利か調べまくりました。
そうしたら、日商簿記を取得していると、企業の経理部とやらに入れてくれるらしい、とわかり、日商簿記2級、1級と続けて資格を取りました。
さあ!就職活動するぞ!
と意気込みましたが、「大企業の経理部で仕事がしたい」という希望はあったものの、大手企業は滅多に中途採用しませんよね。
まして、簿記の資格は持っているものの、経理業務なんて全く分からない素人なんて採用しません。
だが、いつかは大企業の経理部とやらで働いてみたい。
では、今は修行と思って、どっぷり経理業務につかれるところに行こう!
そう考え、どっぷり経理業務につかれるところを調べたのです。
そこで見つけたのが
会計事務所
ところが、意外と会計事務所の業務って、世間には知られていませんよね。
HEBOも会計事務所って何をするところか全然知りませんでした。
会計事務所の印象 こんな風にみられている
会計事務所に勤務しています、と応えると「税金の計算していたのですか?」とよく聞かれました。
確かに、会計事務所は税金のプロ的な役割を担いますが、原価計算も行いますし、伝票起票~財務諸表の作成も行います。
また、経営コンサルもします。
いつも税金の計算だけを行っているのではありません。
「経営コンサルも行っていました。」と 答えると、よく驚ろかれたものです。
会計事務所は大企業に転職するためのスキルアップの手段でした
なので、会計事務所に十数年勤務した後、IT系ベンチャー企業に転職したのです。
(このベンチャー企業も、大企業に転職するためのステップとして選びました。IPOなどの経験を積みたかったので。)
会計事務所での経験は、とても価値のあるものであったし税務申告書作成という 他の人にはなかなかできないノウハウも得られました。
しかし、転職の際、前述のように「へぇ、税金の計算できるんだねぇ・・・」程度にしか見てもらえなかったことからも職務経歴上の有力な武器にはなりませんでした。
私は今の職場で
「元 税理士事務所のHEBO」ではなく
「元 ベンチャー企業のHEBO」
といわれることが多いです。
税理士事務所にいた経歴にプライドを持つ身として、少々複雑な心境になりますよ・・・